【ガレー船物語 / 地中海を制した人力船発達史 】
■はじめに
記事タイトルを上から目線で書いちゃいましたが、それくらいガレー船愛好家には是非読んで欲しい1冊です。もちろん、帆船のほうが好きという人でも読めば楽しめますよw
本の見どころは、ガレー船の内部構造、船体の造船工法、漕ぎ手の座席や配置などが記載されていて非常にマニアックなところにあると思います。
ガレー船物語 著:大内健二
Amazon→ガレー船物語―地中海を制した人力船発達史 (光人社NF文庫)内容は大きく分けて5つ、下記の順で解説されていきます。
- ガレー船の出現
- 商船としてのガレー船
- 軍船としてのガレー船
- 北欧のガレー船
- 日本のガレー船
- クフ王の太陽の船
- フランス大型ガレー船(フランスがガレー船大国なの知らなかった・・・)
- ヴェネチアの国営造船所(年間200隻以上のガレー船が造船可能!)
- ヴェネチア海軍のガレアス式軍船
- 北欧のガレー船(ロシア、デンマーク、スウェーデン)
本の後半には海戦の主力がガレー船→ガレオンに替わり、ガレー船が衰退していくのも理由も含めて詳しく解説されてます。読むとガレー船好きには結構悲しいのですよね・・・
このような感じでガレー船好きにはたまらない内容となっているので、読むとさらにガレー愛が高まる事間違いなし!
逆に帆船派の方が読むとガレー船に乗り換えちゃう可能性が高いです♪たぶんw
ガレー船に特化した本は非常に少ないので、これはなかなか貴重な本かな~って思います。
そもそもdolをプレーしてなかったら絶対に読むことの無い本なので、これもなにかの縁だと思って読んでみてはいかがでしょうか?
■2016年の終わりに
このブログが2016年ラストのブログになります。10月にdolに復帰して3ヶ月が経ちましたが、感想としては久しぶりにdolを満喫出来たかなと思ってます。約1年ぶりに復帰したこともあり、残念ながら昔からのフレは引退 or 休止みたいで会うことは出来ませんでしたが、そのかわりに新たな出会いもありました。
2017年はNAMIにとってどのような年になるかは分かりませんが、きっとdolは休止することなく続けていくと思います。
最後にブログをご覧になって頂いた方にお礼を申し上げて〆たいと思います。
皆様よいお年をお迎えください、来年もよろしくお願いします!